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ネット情報を鵜呑みしてはいけない [社会問題]

メディアリテラシーという言葉がありますが、新聞などのの紙媒体からテレビなどのブロードキャストまでは、そこまでうるさく言われませんでしたが、インターネットで世界中に情報発信を誰もができる状態になってから、情報の信頼性に大きな問題が増えたためです。私達が意識的にしろ、無意識にしろ、情報を得るときには、それを鵜呑みにしてはいけないということが大前提で、そこからどういう風にすれば、情報を勘違いしないかということがメディアリテラシーです。

最近ネットでいくつか、変だぞと気になることがありました。それはネットの一つの情報がそっくりコピーされ、他の情報サイトに載せられ、さらにそこからまたコピーされて広がるのですが、その情報は間違っていたり、あるいは一面的だったり、あるいは単なる一つの見方がまるで多数派が認めているようになってしまっているのです。

たとえば、ブラシノキという名称があったのですが、写真を見るとこれは金宝樹のことでした。いつの間に名前が変わってしまったのかわりませんが、金宝樹の英語名はBrush Flowerなので、ここからそういう名前を誰かが作ったのです。なぜ金宝樹という名前の他にそういう名前を使ったのかわかりません。

また、非和声音という言葉があったのですが、これが、単に和製に含まれない音の意味ではなく、経過音や刺繍音などをまとめる言葉であると書いてあるのですが、それは修飾音という言葉であり、非和声音という言葉をそれに当てはめるのは、意味がありません。

このように、不思議な言葉がネット上にはあふれています。決して鵜呑みしてはいけません。もちろん、内容がチェックされるはずのwikipediaも同様です。

ちなみに、テレビでは、専門家と呼ばれる人が出てきて解説をする時がありますが、やはり、同様に間違っている、あるいは個人的な意見に過ぎないというものがよくあります。最近は特にネット情報を見てくる専門家もいるせいか、そういう間違い、一面的な見方が増えているように思います。専門家の話も鵜呑みしてはいけません。

また、紙媒体の辞書のようなものも間違った内容があります。たとえば、小学館の学習辞典には、アルファベットの筆記体は速く書くための文字である、と説明してありますが、明らかに間違いです。速く書くなら筆記体ではなくブロック体の方が適しています。なぜなら字画数が少ないし、結構下手に書いても読めます。筆記体を速く書くことは難しいし、下手だとなんと書いたのか読めません。筆記体は美しく書くための文字と言えます。さらには教育で使われる教材には、間違った内容もあり、昔からあるしっかりした学習塾以外のところでは勉強しないほうがいいです。間違ったことが教えられているからです。これはもともと文科省が作る内容自体に問題があり、アルファベットの書き順などというものはひどくて使えません。

アルファベットに関しては、昔から意味のないローマ字勉強など、妙な内容が教えられているのですが、最近はさらに新しい間違いが使われています。それは場所に関するローマ字表記です。新橋をShimbashiと看板などで表示するのは明らかに間違いです。それは学校で教えられるローマ字とも違います。また、アルファベットが表音文字であることも無視しています。新橋の「ん」の発音はnであってmではありません。Shinbashiが正解。

以上、個人的意見でした。これもまた鵜呑みしないように。


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