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おじさんのアイドル論 [偉そうな一言]

アウトドアが好きな酒飲みの友人は、以前AKBのファンでした。それが、全盛期になる少し前に辞めてしまったのでした。理由は、注目していたメンバーが卒業したからだとのことでした。その時点でももクロしか注目していなかった私も、TVやYoutubeで乃木坂を見たり、その後欅坂、けやき坂なども見て聞いていて、CDも購入したりしました。しかし、今は興味が少し減ってしまいました。やはり友人と同じように、メンバー達が次々と卒業していくことで、残念さを感じてしまったからです。別にコンサートなどに行って推しメンぶりを示すわけではないので、個人的なことで、他人にとってはどうでもいいことなのですが。自分の頭の中に作ったイメージが壊れてしまうというのは、実は意外とショックです。

プロヂューサーとは、メンバーの将来を考えて、退団してもらうのは良いことだと考えているのかもしれません。また、若い世代を集めて新しいグループを作るより、メンバー入れ替えの方がはるかに楽です。メンバーを固定で存続させるのは解散時期が難しく、解散自体も大掛かりになって大変というのもあるでしょう。また、そもそも大人数のグループでは、メンバー自体がそういう方向でやっているというのもあると思います。だから、メンバー退団でファンが離れてくれてもそれはそれでいいということになるのかもしれません。しかし、グループ解散とメンバーの退団では、ファンのショックも異なるものです。

アイドルも、ある時期からはアーティストを目指していいのではないかと思います。アイドルもパフォーマンスの向上を目指して頑張っている時期がありますが、その後はほとんどパフォーマンスは向上せず、むしろマンネリして下手になります。いつもと同じようにしてやればいいと思っていると、それが出てしまいます。アイドルはそれでいいという意見もあるかもしれませんが、推しメンが退団したら、それなりにショックを受け、上述した卒業ありの現在のあり方は変わりません。固定メンバーのグループとして続けていくには、一つの方向として、ある時期からはアーティストとして常にパフォーマンスの向上を目指していくといいと思います。そうすればもっと広くファンをつかむことができるでしょうし、歳を重ねても、長く活動できます。乃木坂は学校の合唱団に歌ってもらえるような歌もありますから、合唱団というジャンルでの歌唱の上達も一生目指す目標になりますし、また、欅坂のようにダンスパフォーマンスが注目されていたら、それをもっと伸ばすのはファンの望みでもあるでしょう。俳優などをやるメンバーもいるので、ミュージカル、それもマイクを使わずにやることを目指すならば、アコースティックや生声の美しさを味わえ、どこにもないグループとして、これまで以上に多くの人に影響を与えることができるでしょう。アイドルからアーティストへ、そういう方向である時期からグループの方向を作ルには、現メンバーでは荷が重すぎる、と感じるかもしれませんが、俳優やモデルを目指しても、道は険しく、プロになる難しさは、実は変わらないと思います。

秋元さんには、そういう方向のプロヂュースもやってもらえたら、やるとしたら彼しかいないとは思います。
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