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こんなアマチュアは嫌だ [バイオリニストの愚痴]

アマチュア、特に市民オケのアマチュアと一緒に活動を始めたプロの方は、初めはキラキラな目をして話をよく聴いたりする熱心さなどから興味深く、好感を持って接しますが、やがてアマチュアに対して一種の嫌悪感を持つようになります。それはプロに限らず、同じアマチュアでも嫌悪感を持つことはよくあることで、同じアマチュアであるならばこそ、プロよりよく熟知している問題です。一言で言えば、アマチュアは自己中心の演奏しかしない(一部例外あり)、いうことですが、意外と本人達は自覚がなく、またそのこと言っても人間関係が悪化するだけで問題解決にならないので、放置されています。

そういう自己中アマチュアは、例えば、こんなアマチュアです。
1)練習の録音を全く聞かずに、いつも同じ間違いをする。
こういう人に限って、本番前になって、今さら?というような、今までの練習の流れを無視するようなことを平気で言い出します。本番前になってやっと練習を始め、普段練習していないことバレバレです。
2)練習の録音で自分(達)の演奏ではなく、他のパートばかり聞いてあら探しする。
そこ速い、と指摘されても、その前のあんたの音が速くなっているのに合わせているからだよ、ってことはよくあります。合わない時の犯人探しは録音を聴いても難しいです。メトロノームで練習していなくて、タクトが不正確なのに、自信満々な根拠は一体どこから来るのやら、という場合も。さらに、メトロノームを使って練習していても、タクトがバラバラな場合もよくあり、こうなると、もう手をつけられません。そういう時は、触らぬ神に祟りなし。折を見て、静かにそこを立ち去るのが賢明。
3)目立ちたがり屋で、演奏で目立とうとする。
音量バランスなどという言葉は辞書にないようで、練習でバランス調整できていても、本番で裏切ります。ある意味、予想通りの行動。一生懸命練習した繊細な音をものすごい音で切り捨てますから、まるでブルドーザーでお花畑を荒らされるが如し。Destroyerの異名を持ちます。目立つと下手さがわかるだけなのですが。音に限らず、周囲を酸素不足にするような異常な鼻息を使う人もいました。そこでカッコつけたら恥ずかしいと思います。

タグ:アマチュア
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